「幸福学」研究の第一人者、前野隆司氏と共同研究したサーベイ『ソラミドWell-being』を通して、次世代の自由でフラットな組織を模索する


現代の採用活動において、採用マーケティングの視点は欠かせません。本記事では、数々の採用支援を手掛ける株式会社スカイベイビーズ監修のもと、最適な本を選ぶロードマップをプロが解説します。
注目のポイントは下記の3点です。
自社の採用課題を解決する一冊を、さっそく見つけていきましょう。

株式会社スカイベイビーズ 代表取締役/クリエイティブディレクター
クリエイティブや編集の力でさまざまな課題解決と組織のコミュニケーションを支援。「自然体で生きられる世の中をつくる」をミッションに、生き方や住まい、働き方の多様性を探求している。スカイベイビーズでは、コーポレートサイト、採用サイト、オウンドメディアなどジャンルを問わず様々なWebサイトの制作・運用の支援まで幅広く手掛ける。
まずは採用マーケティングの全体像や基礎的なフレームワークを学びたい方に、最適な4冊をご紹介します。基礎を固めることで、今後の戦略立案や具体的な施策に迷いがなくなるため、最初に読むべき必読書です。
労働人口の減少や採用手法の高度化により、従来の求人を出して応募を待つという受動的な手法では人が集まらなくなった現代において、必須となる採用マーケティングを体系化した実務書です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 採用マーケティングの教科書 |
| 著者 | 草深悠介 |
| 出版社 | クロスメディア・パブリッシング(インプレス) |
| 評価 | ★4.3 |
求職者をお客様、自社を商品と捉え、マーケティングのフレームワーク(3C分析など)を採用活動にどう落とし込むかを6つのステップで解説しています。採用活動を感覚ではなく、データと仕組み(PDCA)で動かしていくための、まさにこれから採用マーケティングを始めたい方に最適な一冊です。
Webマーケティングを軸にしたデータ分析と採用支援に強みを持つ企業の代表による著書です。とりあえず求人広告を出せば人が集まるという時代が終わった現代において、自社にフィットする人材をいかに戦略的に獲得するかを解説しています。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 求人を成功に導く、超実践・採用ノウハウ ゼロから始める中途採用の教科書 |
| 著者 | 高田嘉範 |
| 出版社 | ゴマブックス |
| 評価 | ★4.0 |
理想の人材像を言語化する採用ペルソナの設計や求職者の心を掴む刺さるキャッチコピーの作り方など、採用活動にマーケティングの視点を取り入れて仕組み化するための実践的なノウハウが網羅されています。
スペックの条件合わせではなく、企業と求職者の価値観のマッチング(スタイルマッチ)を軸にした新しい時代の採用マーケティング書です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | これまでと同じ採用手法で大丈夫なのか? と悩んだときに読む 採用の新基準 |
| 著者 | 秋山真 |
| 出版社 | アスコム |
| 評価 | ★4.4 |
博報堂グループの採用マーケティング支援会社の代表による著書です。知名度や給与条件といったスペックだけで勝負するのをやめ、自社の独自の働き方や考え方をオープンに発信する広報・マーケティングの重要性を説いています。
早期離職やミスマッチに悩む人事担当者が、求職者と「選び、選ばれる」対等な関係を築くための具体的なステップが丁寧に解説されています。
急成長企業で採用責任者を務めてきた著者が、従来の母集団を形成して選別する採用から脱却し、マーケティング思考をベースとした求職者に選ばれるための新しい採用の考え方を明かした入門書です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | すごい採用─考え方を変えれば採用はうまくいく |
| 著者 | 大谷昌継 |
| 出版社 | 技術評論社 |
| 評価 | ★4.1 |
採用にマーケティング思考(リクルートメント・マーケティング)をどのように組み込むべきか、その本質的なパラダイムシフトを優しく教えてくれる一冊です。
カジュアル面談の戦略的な活用方法等、求職者とのエンゲージメントを高めていくための現代的なアプローチが満載されています。これまでの古い採用手法に限界を感じ、広報やコンテンツを通じた攻めと惹きつけの採用へシフトしたい方に最適です。
自社ならではの独自の強みを明確にし、他社と競合しないポジションを築きたい方向けの3冊です。企業の知名度に頼ることなく、求める人材と相思相愛になるためのブランド戦略が深く学べます。
採用活動を単なる条件合わせではなく、自社に真にマッチする人財を引き寄せるための思考法の転換を促すロングセラーの増補改訂版です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 増補改訂版 いい人財が集まる会社の採用の思考法 |
| 著者 | 酒井利昌 |
| 出版社 | フォレスト出版 |
| 評価 | ★4.5 |
採用がうまくいかない原因を少子化や売り手市場のせいにせず、選ばれるための自社独自の価値観をどう定義し発信するかという、採用マーケティングの根本的なマインドセットを体系的に学べます。
特に中小企業や知名度に悩む企業の担当者が、募集手段を選ぶ前にまず取り組むべき採用目的の明確化とマッチングのステップが200ページ以上の大幅な加筆により非常に緻密に解説されています。
知名度がないから人が来ないと諦める前に読むべき、独自の魅力を引き出して求職者を惹きつける採用ブランディングの入門書です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 人が集まる中小企業の経営者が実践している、すごい戦略 採用ブランディング 新版 |
| 著者 | 深澤了 |
| 出版社 | WAVE出版 |
| 評価 | ★4.3 |
採用広報やブランディング的視点の基礎を学ぶのに最適な一冊です。大手企業のような莫大な採用予算をかけなくても、自社の理念やカルチャーを正しく言語化して発信することで、競合と戦わずに自社に本当にマッチした人材を獲得する21の法則を解説しています。
エントリー数や内定辞退に悩む担当者がまず実践すべきヒントが詰まっています。
Webサイト、入社案内、メッセージ動画など、あらゆるメディアを通じて自社の魅力を正しく求職者に伝えるための、クリエイティブと情報設計に特化したデザイン事例集です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 採用ブランディングのためのデザイン&コンテンツ |
| 著者 | 佐藤タカトシ |
| 出版社 | ビー・エヌ・エヌ新社 |
| 評価 | ★4.2 |
採用広報や採用マーケティングにおいて、言語化した自社の強みをどのようなビジュアルやコンテンツで届けるかは成功の鍵を握ります。
本書は単なる事例紹介にとどまらず、ブランディング戦略の立案からコミュニケーションの全体設計、各ツールの目的設定までを網羅しており、求職者の共感を呼ぶ見せ方の具体的なコツを視覚的に学べる貴重な一冊です。
スカウト、採用サイト、SNSの運用など、具体的なアクションへ落とし込みたい方向けの5冊です。求職者に響く情報発信の手法や、母集団を効果的に動かす現場のリアルな実務ノウハウが集約されています。
数百社以上の採用代行・支援を手掛けてきた実務家による一冊です。ただ闇雲に母集団(応募数)を増やすのではなく、自社の強みを正しく定義して適切なターゲットに届けるためのノウハウが凝縮されています。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 「本当にほしい人材」が集まる中途採用の定石 |
| 著者 | 今啓亮 |
| 出版社 | 日本実業出版社 |
| 評価 | ★4.5 |
特に、自社の魅力を発信する採用広報の極意や、求職者に響くスカウト文章の設計手法など、マーケティングのファネル(認知から応募への流れ)に沿った具体的なアプローチが学べるため、これから採用マーケティングを始めたい方のロードマップ作りに最適です。
求職者に響くコンテンツをどのように作成し、発信していくかというコンテンツマーケティングの視点から、欲しい人材を惹きつけるための広報戦略を分かりやすく解説した一冊です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 採用コンテンツマーケティング |
| 著者 | 山田太一 |
| 出版社 | クマベイス出版 |
| 評価 | ★4.0 |
採用において自社の情報をどのような形(コンテンツ)で届けるかは非常に重要です。本書は、ただ求人票を出すだけでなく、ブログやSNS、WEBサイトなどを活用して求職者のエンゲージメントを高めるための具体的なコンテンツの作り方を学べます。
求職者に自社のファンになってもらい、相思相愛の採用を実現したい企業に最適な広報の入門書です。
学校の生徒募集から企業の採用活動まで、幅広い募集の現場で効果を発揮する独自の募集マーケティングの理論を、実践的なテンプレートデータ付きで徹底解説した講座型の一冊です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 募集マーケティング実践講座 学校の募集や会社の採用が必ずうまくいく |
| 著者 | 吉田涼平 |
| 出版社 | インプレス |
| 評価 | ★4.5 |
単なる精神論や表面的なテクニックではなく、Z世代の理解、ターゲット調査、ペルソナ設定、SNSや動画による情報発信、イベントの体験設計までを体系的にカバーしています。付属のテンプレートを活用することで、学んだノウハウをすぐに自社の採用実務に落とし込めるのが大きな強みです。
データを基にした論理的な採用PDCAを回したい担当者にとって、非常に心強い実践書となります。
特に新卒・高卒採用や中小企業の採用にフォーカスし、知名度に頼らずに優秀な人材を獲得して組織を育てるための採用マーケティング戦略を平易な言葉で解説した一冊です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 人が育つ組織が内緒でやっている「採用マーケティング戦略」 |
| 著者 | 松下純子 |
| 出版社 | Independently published |
| 評価 | ★4.4 |
大企業のような採用予算やブランド力がなくても、ターゲティングやポジショニング、あるいは独自の魅力発信の手法を磨くことで採用に強い組織になれることを実証しています。
キャリアコンサルタントとしての知見も交えながら、採用未経験者でも短期間で成果を出せるようステップバイステップで書かれているため、中小企業や地方企業の採用・育成担当者に特におすすめです。
多くの有名企業で採用を牽引してきたプロフェッショナルが、欲しい人材を惹きつけ、見極め、内定辞退を防ぐための採用の原理原則を52の豊富な具体例とともに解説した一冊です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 採用に強い会社は何をしているか ~52の事例から読み解く採用の原理原則 |
| 著者 | 青田努 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 評価 | ★4.4 |
採用マーケティングにおいて最も重要な求職者の心理プロセスのデザインを体系的に学べる名著です。候補者が思わず振り向く求人コピーのつくり方や、リファラル採用を成功させる仕組みなど、マーケティングの視点を取り入れた具体的な打ち手が網羅されています。
感覚に頼らず、一連の採用プロセスを論理的かつ確実に成功へと導きたい担当者のバイブルとして強くおすすめします。
採用マーケティングの本を選ぶ際は、自社の現状に合わせることが最も重要です。なぜなら、課題や組織の規模によって、必要となるマーケティングの知識が根本から異なるからです。
まずは、以下の4つの視点から自社の立ち位置をチェックしてみましょう。
| 選び方の4つの視点 | 注目すべきポイント |
| 1.習熟度・実務フェーズ | 基礎の理解か、戦略の設計か、日々の実行か |
| 2.最優先の採用課題 | 認知(応募数)か、選考(マッチング)か、コスト削減か |
| 3.企業の規模・予算 | 知名度に頼らない弱者の戦略か、組織的なPDCAか |
| 4.ターゲットの属性 | 即戦力の中途採用か、カルチャー共感の新卒採用か |
本を選ぶ際は、まず現在の自身の知識レベルや実務の担当領域に着目してください。自分の習熟度と本の難易度がズレていると、実務へ落とし込めずに挫折してしまうためです。
以下の3つのフェーズから、今の自分に合う段階を選びましょう。
初めて採用マーケティングに触れる方は、基礎概念や全体像を網羅した入門書から読み進めるのが最適です。現代の採用市場の背景や、基本的なフレームワークを一通り把握しておかなければ、部分的な施策に迷いが生じてしまうからです。
例えば、3C分析などの基礎を学ぶことで、自社の強みを客観的に捉える視点が養われます。まずは全体のロードマップを理解し、施策の土台を築きましょう。
採用活動の軸を固めたい場合は、ペルソナ設計や戦略立案に特化した実務書を選んでください。市場での立ち位置やターゲット像が曖昧なままでは、どれだけ発信を増やしても求職者に響かないためです。
具体的には、自社ならではの独自の強み(EVP)を言語化し、他社と競合しないポジションを築く手法が参考になります。ブレない採用の軸を構築するために、戦略を学べる本を活用しましょう。
明日からの実務を動かしたい方は、具体的型アクションプランやテンプレートが豊富な現場向けの本を選ぶべきです。戦略が優れていても、日々の情報発信やメッセージの質が低ければ、成果には結びつかないからです。
例えば、SNSの運用マニュアルや、返信率を高めるスカウト文面の書き方などが挙げられます。現場のオペレーションを改善し、すぐに成果を出したい人におすすめです。
現在の採用フローにおいて、最もボトルネックとなっている課題に合わせて本を選びましょう。つまずいているフェーズに直接アプローチしなければ、採用活動全体の改善が見込めないためです。
以下の3つの課題から優先すべきテーマを絞り込んでください。
応募数が足りないとお悩みの場合は、採用ブランディングや広報活動に特化した本が最適です。求職者へ自社の存在を知ってもらい、魅力を感じてもらう仕組みがなければ、母集団は形成できないからです。
例えば、自社のカルチャーをSNSやブログで届けるコンテンツ広報の手法が挙げられます。認知の壁を突破し、企業のファンを増やすためのノウハウを学びましょう。
採用後のミスマッチや早期離職に悩んでいるなら、価値観のマッチングを重視した本を選ぶべきです。求める人物像(ペルソナ)の定義が曖昧なままだと、自社に合わない層からの応募ばかりが増えてしまうためです。
具体的には、条件面だけでなく、企業の理念や風土への共感を軸にした選考設計などが参考になります。相思相愛の人材を惹きつける惹きつけの「質」を高めましょう。
採用コストの削減が最優先であるなら、ダイレクトソーシングやリファラル採用の本を選んでください。外部の求人媒体や紹介会社に依存し続ける限り、コストのコントロールは困難だからです。
例えば、社員のつながりを活かしたリファラル採用の仕組み化や、潜在層への直接スカウトがこれに当たります。自社独自の採用チャネルを構築し、コストパフォーマンスを高めましょう。
自社の企業規模や、活用できるリソースに見合った戦い方が書かれた本を選ぶことが重要です。大手企業と中小企業では、予算や知名度の差によって、取るべきマーケティング戦略が全く異なるからです。
自社のリソース環境に合わせて、以下の2つから選択してください。
知名度や予算に強みがない中小企業は、独自の社風やニッチな強みを活かす弱者の戦略を学ぶべきです。大手企業と同じ手法で求人広告の手数料勝負を挑んでも、資本力で負けてしまうためです。
例えば、無名であっても特定のターゲットに深く刺さるコンセプトの打ち出し方が参考になります。予算をかけずに自社にマッチした優秀な人材を獲得する手法を身につけましょう。
豊富なリソースを持つ企業であれば、データを基にした仕組み化や組織的なPDCAを解説した本がおすすめです。チーム全体のオペレーションが最適化されていなければ、せっかくの予算や人力を無駄にしてしまうからです。
具体的には、投資対効果(ROI)の測定方法や、大量の候補者を管理するシステム運用などが挙げられます。持続可能な組織的マーケティングを構築するために活用してください。
採用したい求職者の属性に合わせて本を選ぶようにしてください。なぜなら、新卒(ポテンシャル層)と中途(即戦力層)では、仕事選びにおいて重視するポイント(インサイト)が大きく異なるからです。
自社が狙うターゲットに応じて、以下の2つのアプローチを使い分けましょう。
即戦力となる中途採用を成功させたいなら、個人のキャリアやスキルマッチに特化した実務書を選んでください。中途の求職者は、自身の専門性がどう活かせるかという現実的で解像度の高い情報を求めているためです。
例えば、具体的な業務内容や評価制度をクリアに伝える求人票の書き方などが参考になります。経験者のインサイトを的確に捉え、入社への意欲を高める手法を学びましょう。
将来を担う若手や新卒を採用したい場合は、理念共感や就活体験(CX)の設計をテーマにした本が最適です。若い世代は、目先の条件よりも企業の将来性や、インターンなどを通じた企業との関わり方を重視するためです。
具体的には、Z世代に響くSNS広報や、内定辞退を防ぐエンゲージメント向上の手法が挙げられます。若者の感性に寄り添い、選ばれる企業になるためのアプローチを実践しましょう。
A:まずは自社の採用課題を明確にし、全体像を網羅した入門書で基礎概念を理解することから始めましょう。
A:ペルソナ設計や自社の強みの言語化など、戦略の「軸」を決めるワークから順に現場へ落とし込むのが効果的です。
「本を読んだけど、自社独自の採用戦略をどう描けばいいか分からない」「採用広報を始めたいが社内リソースが足りない」と思ったら、業界や規模を問わず採用ブランディングやマーケティングを手掛ける株式会社スカイベイビーズにぜひご相談ください。現在はオンラインでの無料相談も受け付けております。
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