インナーブランディングの本おすすめ10選|ブランディングのプロが選ぶ「失敗しない」良書リスト

「理念が現場に伝わらない」「組織の一体感がない」と悩んでいませんか?本記事では、インナーブランディングの基礎から、人事制度への落とし込み、土台となるチーム作りまで、実務に役立つ厳選本9冊を紹介します。

成功事例や心理学に基づいた良書から、貴社のカルチャーを変革するヒントが必ず見つかります。

この記事の監修者
Masato Yasui

株式会社スカイベイビーズ 代表取締役/クリエイティブディレクター
クリエイティブや編集の力でさまざまな課題解決と組織のコミュニケーションを支援。「自然体で生きられる世の中をつくる」をミッションに、生き方や住まい、働き方の多様性を探求している。スカイベイビーズでは、コーポレートサイト、採用サイト、オウンドメディアなどジャンルを問わず様々なWebサイトの制作・運用の支援まで幅広く手掛ける。

ブランドストーリー作成におすすめの本まとめ

ジャンル書籍名著者 / 出版社こんな人におすすめ
基礎・入門ザ・インターナルブランディング栗原 隆人 他
(同友館)
理論書が苦手な方へ。小説形式で現場のリアルな悩みと解決策を追体験できる入門書。
基礎・入門社員をサーフィンに行かせようイヴォン・シュイナード
(東洋経済新報社)
パタゴニア創業者に学ぶ。独自の企業文化がいかにして最強のブランドを作るかを知りたい経営層へ。
基礎・入門ザッポス伝説トニー・シェイ
(ダイヤモンド社)
マニュアルではなく「コア・バリュー」で社員が動く、熱狂的な企業文化の作り方を学びたい方へ。
仕組み・実践カルチャーモデル唐澤 俊輔
(ディスカヴァー21)
理念を「絵に描いた餅」にしない。評価制度や採用基準など、具体的な「仕組み」に落とし込みたい実務担当者へ。
仕組み・実践「自分ごと」だと人は動く博報堂大学「本気」のつくり方研究会
(日経BP)
トップダウンの通達では響かない現場に対し、仕事を「自分ごと」化させて熱量を高める手法を知りたい方へ。
仕組み・実践NETFLIXの最強人事戦略パティ・マッコード
(光文社)
「自由と責任」を徹底する。徹底的にカルチャーと一貫した人事戦略・採用・解雇のルールを学びたい方へ。
心理・チームTHE CULTURE CODEダニエル・コイル
(かんき出版)
Googleなど成功企業の共通点を解明。スキルよりも「帰属意識」や「安全な環境」を作る方法を知りたいリーダーへ。
心理・チーム恐れのない組織エイミー・C・エドモンドソン
(英治出版)
言いたいことが言えない組織を変えたい。「心理的安全性」を高め、学習し成長するチームを作りたい管理職へ。
心理・チーム他者と働く宇田川 元一
(NewsPicksパブリッシング)
経営層と現場の「わかりあえなさ」を解消したい。対話を通じて新しい関係性を築く技術を学びたい方へ。

上記がおすすめの本です。次により詳しく紹介していきます。

まずはここから!インナーブランディングの「基礎」がわかる本

まずはここから。理論書が苦手でも読みやすい「小説形式」の入門書や、パタゴニア・ザッポスといった成功企業の「生きた事例」を厳選。なぜインナーブランディングが必要なのか、その本質と成功イメージが掴めます。

ザ・インターナルブランディング

  • 出版社名: 同友館
  • 著者名: 栗原 隆人、鵜川 将成
  • レビュー: ★4.0(Amazon等平均)

理論書だと眠くなってしまう人におすすめの「小説形式」のビジネス書です。あるメーカーの社員が組織変革室長に任命され、現場の反発に遭いながらもインナーブランディングを進めていくストーリー。

専門用語ではなく、現場で起きる「リアルな感情」や「壁の乗り越え方」を追体験しながら基礎を学べます。

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新版 社員をサーフィンに行かせよう:パタゴニア経営のすべて

  • 出版社名: 東洋経済新報社
  • 著者名: イヴォン・シュイナード
  • レビュー: ★4.6(Amazon等平均)

アウトドアブランド「パタゴニア」創業者の著書。社員が企業のミッションを心から信じ、体現している状態こそが最強のブランディングであると教えてくれます。

「遊ばせること」が目的ではなく、独自の企業文化がいかにしてブランド価値と直結するか、その哲学を学びたい経営者におすすめです。

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顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説 アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

  • 出版社名: ダイヤモンド社
  • 著者名: トニー・シェイ
  • レビュー: ★4.5(Amazon等平均)

企業文化こそがブランドであると証明した名著。マニュアルで縛るのではなく、全社員が「企業理念(コア・バリュー)」を判断基準に行動することで、熱狂的なファンを生むメカニズムが描かれています。

インナーブランディングの成功イメージを具体的に持ちたい全社員におすすめです。

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理念を浸透させ、行動に変える「仕組み」の本

理念を作って終わりではありません。評価制度や採用基準といった「仕組み」への落とし込みや、社員を巻き込むコミュニケーションなど、掲げたビジョンを実際の行動と文化に変えるための具体的な手法が学べます。

カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方

  • 出版社名: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 著者名: 唐澤 俊輔
  • レビュー: ★4.4(Amazon等平均)

企業文化を「7つの要素」に分解し、言語化から浸透、評価制度への落とし込みまでを体系化した実践書。

理念を作って終わりではなく、採用基準や評価指標と整合性を取りながら、実際に「機能する文化」として定着させたい人事・経営企画担当者にとっての設計図となる本です。

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「自分ごと」だと人は動く

  • 出版社名: 日本経済新聞出版
  • 著者名: 博報堂大学「本気」のつくり方研究会
  • レビュー: ★4.1(Amazon等平均)

「会社の方針だから」という義務感ではなく、社員一人ひとりが仕事を「自分ごと」として捉えるためのコミュニケーション手法を解説。トップダウンの通達では社員が冷めてしまう、現場の熱量をどう上げればいいか分からないと悩むリーダーや広報担当者に、具体的なヒントを与えてくれます。

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NETFLIXの最強人事戦略 自由と責任の文化を築く

  • 出版社名: 光文社
  • 著者名: パティ・マッコード
  • レビュー: ★4.5(Amazon等平均)

「自由と責任」という強烈なカルチャーを維持するために、どのような人事制度やルール(仕組み)が必要かを説いた一冊。

綺麗事の理念浸透ではなく、採用、報酬、解雇に至るまで、すべてをカルチャーと一貫させる覚悟と具体的な運用方法を学びたい実務家に最適です。

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土台となる「心理的安全性」と「チーム」の本

施策を成功させる土壌は、本音を言える「心理的安全性」と「信頼関係」です。小手先のテクニックの前に、組織の「関係の質」を高め、社員が自発的に協力したくなる最強のチームを作るための必読書を紹介します。

THE CULTURE CODE ―最強チームをつくる方法

  • 出版社名: かんき出版
  • 著者名: ダニエル・コイル
  • レビュー: ★4.5(Amazon等平均)

Googleやピクサーなど、成功し続ける組織に共通する「文化の正体」を科学的に解明した世界的ベストセラー。

スキルよりも「帰属意識」や「安全な環境」がいかに重要かを説きます。インナーブランディングの土台となる、社員同士の信頼関係を築きたいリーダー層の必読書です。

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恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす

  • 出版社名: 英治出版
  • 著者名: エイミー・C・エドモンドソン
  • レビュー: ★4.5(Amazon等平均)

インナーブランディングを阻害する最大の敵は「本音が言えない空気」です。本書は「心理的安全性」の概念を提唱した著者による決定版。

上辺だけの理念唱和ではなく、社員が率直に意見を言い合い、健全に衝突できる組織風土を作りたいと願うすべての管理職におすすめです。

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他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論

  • 出版社名: NewsPicksパブリッシング
  • 著者名: 宇田川 元一
  • レビュー: ★4.4(Amazon等平均)

経営層と現場、上司と部下の間に横たわる「わかりあえなさ(溝)」こそが、理念浸透を阻む壁です。相手を説得するのではなく、対話を通じて新しい関係性を築くための技術(ナラティヴ・アプローチ)を解説。

社内の温度差に悩むすべての推進担当者の支えとなる本です。

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インナーブランディングを学ぶための本の選び方

では、上記でご紹介した本を選んだポイントを3つご紹介します。

上記以外の本を自分で探して見つけたいという場合でも、下記3点を踏まえて選ぶことをおすすめします。

「手法」の前に、経営と直結する「本質」が書かれた本を選ぶ

インナーブランディングは、単なる社内イベントやポスター掲示などの「手法」ではありません。なぜその活動が企業の成長に必要なのか、経営戦略とどうリンクするのかという「本質」を理解しないと、活動はすぐに形骸化します。

まずは小手先のテクニックではなく、企業文化が競争優位になるメカニズムや、成功企業の哲学が体系的に学べる本を選び、活動の揺るぎない「軸」を作ることが重要です。

精神論だけでなく、評価や採用といった「仕組み」を学べる本を選ぶ

理念を唱和するだけの精神論では、社員の日々の行動は変わりません。重要なのは、掲げた価値観が「人事評価」「採用基準」「報酬制度」と一貫していることです。

理念と現場のルールに矛盾がないよう、きれいごとで終わらせずに、組織の制度設計や具体的な運用ルール(仕組み)への落とし込み方が解説されている本を選ぶことが、文化を定着させるための近道です。

施策の土台となる「関係の質」や「心理的安全性」に注目して選ぶ

どんなに素晴らしいビジョンも、社員同士が疑心暗鬼になっている組織では浸透しません。インナーブランディングを成功させる土壌となるのは、本音を言い合える「心理的安全性」や、互いの背景を理解しようとする「対話」です。

トップダウンで一方的に伝える発信手法の本だけでなく、組織内の「関係の質」を高め、社員が自発的に参加したくなる空気の作り方が学べる本が不可欠です。

本をうまく活用してインナーブランディングを進めよう

インナーブランディングは一朝一夕では成し得ません。しかし、今回紹介した本から「理念」「仕組み」「心理的安全性」の視点を得れば、組織を変える確かな一歩が踏み出せます。

まずは気になった一冊を手に取り、社員が熱狂し、自走する「強いチーム」作りへの挑戦を始めてみてください。

自社の「自然体」を引き出すブランディングサービスはいかがですか?

この記事をお読みの企業様で、

✓ 従業員のウェルビーイングを高めたい
✓ 自社のブランドを高める施策がしたい
✓ 従業員のエンゲージメントを高めたい

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