「幸福学」研究の第一人者、前野隆司氏と共同研究したサーベイ『ソラミドWell-being』を通して、次世代の自由でフラットな組織を模索する


インターンシップの締めくくりとして欠かせないアンケート。しかし、単なる「感想集め」に終始していませんか?アンケートは、次年度の企画を磨き上げ、優秀な学生を確実に集めるための貴重なデータ源です。
本記事では、業界・規模を問わず数々の企業の採用支援を行う株式会社スカイベイビーズが監修し、採用力を劇的に高めるアンケート設計のポイントを徹底解説します。

株式会社スカイベイビーズ 代表取締役/クリエイティブディレクター
クリエイティブや編集の力でさまざまな課題解決と組織のコミュニケーションを支援。「自然体で生きられる世の中をつくる」をミッションに、生き方や住まい、働き方の多様性を探求している。スカイベイビーズでは、コーポレートサイト、採用サイト、オウンドメディアなどジャンルを問わず様々なWebサイトの制作・運用の支援まで幅広く手掛ける。
インターンシップ後のアンケートには、主に3つの戦略的役割があります。単に「良かった・悪かった」を確認するだけでなく、これらの目的を意識することで、収集すべきデータの精度が大きく変わります。
インターンシップが学生のニーズと合致していたかを客観的に検証します。企画側の意図通りにメッセージが伝わったか、ワークの難易度は適切だったかを確認し、現場の自己満足ではない「学生目線の価値」を数値化します。
これにより、次年度のプログラムをより魅力的なものへと進化させることが可能です。
アンケートは、学生一人ひとりの「心の温度計」としての役割を果たします。誰が自社に対して強い興味を持ち、誰が不安を感じているのかを早期に特定することで、その後の個別フォローの優先順位を明確にできます。
限られた採用リソースを、最も効果的なターゲットへ集中させるための判断基準となります。
参加学生によるリアルな肯定コメントは、どんなに洗練されたキャッチコピーよりも候補者の心に響きます。アンケートを通じて「参加者の声」を収集し、採用サイトやSNSで発信することで、次年度の母集団形成において非常に強力な安心感と説得力を生み出します。
アンケートの効果的な分析を行うためには、質問を構造化する必要があります。以下の5つのカテゴリーを軸に設問を設計することで、学生の心理状態を多角的に把握し、具体的なネクストアクションに繋げることができます。
| カテゴリー | 質問例(具体的な設問) | 回答形式のコツ |
| 全体満足度と推奨度 | ・総合的な満足度を教えてください・友人に勧めたいと思いますか?(NPS)・スケジュールは適切でしたか? | 10点満点 or 5段階評価推奨度は0〜10点で聞くのが定石です。 |
| コンテンツの質 | ・ワークの難易度は適切でしたか?・最も学びが深かったプログラムは?・キャリア形成に役立つと感じましたか? | 5段階評価 + 複数回答具体的にどのワークが刺さったかを特定します。 |
| 社員・社風への理解 | ・社員のフィードバックは有益でしたか?・働く姿を具体的にイメージできましたか?・社員に親しみやすさを感じましたか? | 5段階評価「人」への評価を数値化し、現場の関わり方を分析します。 |
| 志望度の変化 | ・参加前後で志望度はどう変化しましたか?・志望度が変化した「最大の理由」は何ですか?・早期選考に進みたいと思いますか? | 単一選択 + 自由記述「なぜ上がったか(下がったか)」の理由は宝の山です。 |
| 自由記述(生の声) | ・運営への改善点を率直に教えてください・このインターンを一言で表すと?・自身が最も成長したと感じる点は? | テキストボックス広報に使えるキャッチコピーをここで狙います。 |
プログラム全体の納得感を測る指標です。特におすすめなのが「友人に勧めたいか」を0〜10点で聞くNPS指標の導入です。
単なる満足度よりも「他者への推奨」という一歩踏み込んだ質問を投げることで、自社のファンがどれほど形成されたかをシビアに測定できます。
「ワークが簡単すぎて退屈した」「難しすぎて付いていけなかった」というギャップは、満足度を下げる大きな要因です。コンテンツごとの満足度と難易度をセットで聞くことで、どのプログラムを維持し、どの部分に補助資料や解説を加えるべきかが明確になります。
学生がインターンシップで最も重視するのは「人」です。メンター社員の関わり方やフィードバックの質が、自社への好感度にどう影響したかを確認します。
ここでの評価は、協力してくれた現場社員へのフィードバック資料としても極めて有効です。
インターンシップ前後で「なぜ志望度が上がったのか(あるいは下がったのか)」という変化の理由こそが、自社の採用における強みと弱みです。「仕事内容」に惹かれたのか「人」に惹かれたのか、その核心を突くことで、本選考に向けた口説き文句を最適化できます。
学生に「来年の後輩のためにアドバイスを」と依頼することで、ポジティブな改善案を引き出しやすくなります。また、「このインターンを一言で表すと?」という問いへの回答は、コピーライターも驚くような、学生に刺さる言葉の宝庫となるでしょう。
アンケートの回答の「集計効率」と「分析の質」を両立させるためには、設問形式の使い分けが重要です。学生が負担を感じず、かつ企業側が次に繋げやすい設計のポイントを解説します。
客観的な比較を行うため、基本は数値による回答を選択します。特に推奨度(NPS)は「0〜10点」の11段階で聞くのがグローバルスタンダードです。一方で、満足度などは「非常に満足〜不満」の5段階にすることで、学生も直感的に回答しやすくなり、年度ごとの比較も容易になります。
「どのプログラムが良かったか」などは複数選択(チェックボックス)形式にすることで、人気の傾向を瞬時に可視化できます。その上で、「なぜそう感じたか」を自由記述に絞って聞くことで、学生の負担を減らしつつ、深い洞察を得ることが可能です。
アンケートは「最終日のプログラム終了30分前」に時間を確保し、その場で回答してもらうのが鉄則です。後日の依頼は回収率が極段に下がるだけでなく、体験が美化されたり風化したりするため、新鮮な「生の声」を逃さないタイミングを逃さないようにしましょう。
アンケートを回収した後のスピード感こそが、他社との採用競合に勝つ分かれ道です。得られたデータを「個人の口説き」や「組織の強化」に繋げる4つのステップを紹介します。
高評価を付けた学生や、自由記述で熱い思いを綴った学生は、最優先のフォロー対象です。終了後24時間以内に個別の感想を添えたお礼メールを送り、早期選考や限定座談会へ招待しましょう。「自分のことを見てくれている」という特別感が、志望度をさらに高めます。
アンケートで得られたポジティブな感想や「一言キャッチコピー」は、次年度の募集記事やSNSでの最強の武器になります。企業が語るメリットよりも、同年代の学生による「リアルな成長実感」のほうが、候補者にとって圧倒的に信頼できる情報となるからです。
「ワークが難しすぎた」「時間が足りなかった」といったネガティブなフィードバックこそ、企画改善の宝庫です。学生の満足度が低かったポイントを真摯に分析し、次回の資料作成やタイムスケジュールの調整に反映させることで、インターンの質は年々向上していきます。
学生から寄せられた社員への感謝の声は、必ず協力してくれた現場社員に届けましょう。自分の関わりが学生に良い影響を与えたと実感できれば、現場の採用協力度は格段に上がります。採用活動を「人事の仕事」から「全社のプロジェクト」へ変えるきっかけになります。
インターンシップのアンケートを適切に設計・運用することは、単なる振り返りではありません。「プログラムの改善」「有望な学生の特定」「広報素材の獲得」という、採用成功に直結する3つの成果をもたらします。
回収したデータを眠らせず、即座に次の一手へ繋げるスピード感こそが、採用競争において自社の優位性を築く鍵となります。本記事でご紹介した設問項目や活用法を、ぜひ貴社の採用力強化にお役立てください。
インターンシップのアンケート設計や実施自体に不安がある方、採用全般に課題を感じている企業様は、株式会社スカイベイビーズへご相談ください。
業界や規模を問わず幅広い採用支援を手掛けており、プロの視点から貴社の魅力を引き出す戦略をご提案します。伴走型のサポートで、貴社の採用成功を共に目指しましょう。
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