「幸福学」研究の第一人者、前野隆司氏と共同研究したサーベイ『ソラミドWell-being』を通して、次世代の自由でフラットな組織を模索する


ジョブクラフティングのおすすめ本をお探しの方へ、最適な一冊は読者の役職や解決したい課題によって大きく異なります。 本記事で紹介するおすすめ本は以下の5冊です。
従業員のやりがいを引き出すには、本で得た知識を現場で実践し、企業全体のウェルビーイングを高めていくことが鍵となります。 本記事は独自のウェルビーイング計測ツール「ソラミドwell-being」を開発し、経営支援を行う株式会社スカイベイビーズが監修しています。
目的に合った本の選び方から具体的な実践ステップまで、プロの視点でわかりやすく解説します。
スカイベイビーズの「ウェルビーイング力向上支援サービス」の詳細は下記ボタンから!

株式会社スカイベイビーズ 代表取締役/クリエイティブディレクター
クリエイティブや編集の力でさまざまな課題解決と組織のコミュニケーションを支援。「自然体で生きられる世の中をつくる」をミッションに、生き方や住まい、働き方の多様性を探求している。スカイベイビーズでは、コーポレートサイト、採用サイト、オウンドメディアなどジャンルを問わず様々なWebサイトの制作・運用の支援まで幅広く手掛ける。
ここでは、ジョブクラフティングの理解と実践に役立つおすすめ書籍を紹介します。ご自身の課題や立場に合わせて、最適な一冊を見つけてみてください。
| タイトル | 著者 |
| ジョブ・クラフティング:仕事の自律的再創造に向けた理論的・実践的アプローチ | 高尾義明、森永雄太 |
| 人事のためのジョブ・クラフティング入門 | 川上真史、種市康太郎、齋藤亮三 |
| 50代からの幸せな働き方 働きがいを自ら高めるジョブ・クラフティングという技法 | 高尾義明 |
| シニアと職場をつなぐ:ジョブ・クラフティングの実践 | 岸田泰則 |
| ジョブ・クラフティングで始めよう 働きがい改革・自分発! | 高尾義明 |
| 項目 | 内容 |
| タイトル | ジョブ・クラフティング:仕事の自律的再創造に向けた理論的・実践的アプローチ |
| 著者 | 高尾義明、森永雄太 |
| 出版社 | 白桃書房 |
| 評価 | 3.9 |
第一線で活躍する研究者による最新の知見と論文をまとめた、学術的で専門的な一冊です。ジョブクラフティングの理論的な系譜から、最先端の研究動向までを網羅しています。
実務家にとって読み応えはありますが、仕事や働き方を根本から考え直すための、確固たる理論的基盤を提供してくれます。
人事や経営企画が、施策の骨格を作るための理論重視のインプットに最適です。組織開発の土台として深い知見を得たい場合におすすめします。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 人事のためのジョブ・クラフティング入門 |
| 著者 | 川上真史、種市康太郎、齋藤亮三 |
| 出版社 | 弘文堂 |
| 評価 | 3.9 |
ワークエンゲージメントの理論を軸に、仕事の意義を自ら生み出す方法を平易に解説した入門書です。渋沢栄一の例などを交えながら、日々の仕事にやりがいを創出するロジックが分かりやすくまとまっています。
個人のモチベーションと組織のマネジメントをどう結びつけるか、全体像を掴むのに適しています。
現場のマネージャーや人事担当者が、チームの自律性を高めるための入門書として最適です。組織全体のエンゲージメント向上という課題に対し、マネジメント視点で基礎知識を習得できます。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | 50代からの幸せな働き方 働きがいを自ら高めるジョブ・クラフティングという技法 |
| 著者 | 高尾義明 |
| 出版社 | ダイヤモンド社 |
| 評価 | 4.0 |
キャリアの踊り場に直面し、仕事のやりがいを見失いがちなシニア層に向けた実践的なガイドブックです。自分の強みや価値観を再確認し、日々の業務に自分らしさを加えるためのワークが豊富に収録されています。
定年が見えてきて受け身になりがちな世代が、再び主体性を高めるためのヒントが詰まっています。
キャリア停滞を感じるミドルシニア社員が、自身のモチベーション回復を図る実践書として最適です。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | シニアと職場をつなぐ:ジョブ・クラフティングの実践 |
| 著者 | 岸田泰則 |
| 出版社 | 学文社 |
| 評価 | 4.1 |
大企業における再雇用者などを対象にした定性調査をもとに、シニア層が職場に適応していく姿を描いた専門書です。仕事への比重をうまく下げる「縮小的ジョブクラフティング」という適応戦略など、理論的な整理が秀逸です。
シニア労働者の現状を深く理解し、人事制度や支援策を検討するための貴重な一次情報となります。
人事や経営企画が、シニア層のモチベーション管理に向けた制度設計を行う際の理論的インプットに適しています。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | ジョブ・クラフティングで始めよう 働きがい改革・自分発! |
| 著者 | 高尾義明 |
| 出版社 | 日本生産性本部 生産性労働情報センター |
| 評価 | 4.4 |
日本における研究の第一人者が、理論的背景から実践方法までを平易に解説した良書です。仕事に自分らしさを取り入れて、やりがいを再創造するプロセスが体系化されています。
概念を正しく理解し、自発的に仕事をコントロールするための具体的なエクササイズも網羅されているため広く支持されています。
一般社員から人事まで、個人の自律性向上を目指し、概念の理解とワークをバランス良く学ぶのに最適です。
ジョブクラフティングの本を選ぶ際は、誰がどのような目的で読むのかを明確にすることが重要です。ここでは読者の役割や組織の課題など、4つの視点から最適な一冊を見つけるための基準をご紹介します。
まず考慮すべきは、読者の役職や前提知識に合わせることです。立場によって、ジョブクラフティングに求める情報や実践アプローチは大きく変わってきます。
たとえば一般社員であれば、身近な事例で実践しやすい入門書が適しています。一方で人事や経営企画であれば、学術的エビデンスに基づいた専門書を選ぶことで、説得力のある施策立案が可能になります。
組織が現在抱えている具体的な課題に合わせて選ぶことも重要です。目的が曖昧なまま導入を進めると、期待する効果が得られず形骸化してしまう恐れがあります。
個人のモチベーション低下を防ぎたい場合は、「仕事の意味の再定義」に触れた本が有効です。組織全体のエンゲージメント課題であれば、職場内の関係性構築に言及している本を選ぶと良いでしょう。
本を読んだ後、どのような行動変容を期待するのかという視点も欠かせません。ただの知識のインプットで終わらせず、実際の行動や組織施策につなげる必要があるからです。
経営層向けに社内施策の企画書を作りたい場合は、体系的な理論が網羅された専門書が役立ちます。現場ですぐに実践したい場合は、ワークやエクササイズが収録された実践的な本がおすすめです。
自社の組織文化に合ったアプローチを提唱している本を選ぶことも、施策を定着させるうえで欠かせないポイントです。会社の風土と合わない手法を強引に導入すると、現場の混乱や反発を招く恐れがあります。
統制の強い組織であれば、既存ルールの範囲内で自律性を発揮する方法を説く本が適しています。逆にボトムアップ型の組織であれば、従業員の役割創造を後押しする本がマッチするでしょう。
ジョブクラフティングは万能な手法ではなく、本からの独学が向いている人と、そうでない人が存在します。現在の精神状態や情報の処理スタイルによって、最適なアプローチが異なるためです。
ここでは、本での学習に向いている人と、別の手段を検討すべき人の違いを解説します。
| 比較軸 | 本での学習がおすすめな人 | 本での学習がおすすめでない人 |
| 現在の精神状態 | 余裕があり現状を客観視できる人 | 疲労困憊し燃え尽き寸前の人 |
| 情報の処理スタイル | 論理や体系を先に知りたい人 | 対話や体験を通じて気づきを得る人 |
| 期待する成果 | 根本的な思考の枠組みを変えたい人 | 即効性のあるテクニックを求めている人 |
本での学習は、論理や体系を先に知りたいという方に特におすすめです。なぜこの手法が有効なのかという背景を知ることで、納得して行動に移せるからです。
また、「もっとやりがいを持ちたい」と前向きな課題感を持ち、現状を客観視できる余裕がある状態の方に適しています。根本的な思考の枠組みを変えて、自律的なキャリアの土台を作りたい方に最適です。
一方で、疲労困憊し燃え尽き寸前の方には、本での学習はおすすめできません。本を読んで自己内省するエネルギーが残っておらず、まずは十分な休息と業務量の調整が必要だからです。
また、対話を通じて気づきを得るタイプの方や、即効性のあるテクニックだけを求めている方にも不向きです。その場合は、コーチングや対話型ワークショップなどの活用をご検討ください。
本で得た知識を現場で実践するためには、いきなり大きく仕事を変えずにスモールスタートを切ることが成功の鍵です。ここでは無理なく進められる5つの実践ステップを順番に解説します。
なお、より詳しいジョブクラフティングの進め方は下記記事をどうぞ。
※関連記事:ジョブクラフティングのやり方|個人の4ステップと組織での導入手順を研究と実例で解説、ジョブクラフティングとは?意味と3つの種類、効果、やり方を具体例でわかりやすく解説
最初のステップは、現在の仕事の構成要素を事実ベースで洗い出すことです。現状を正しく把握しなければ、適切な変化を起こすことができないからです。
どんなタスクにどれくらいの時間を割いているか、そして誰の役に立っているのかを書き出してみましょう。今の仕事が持つ意味を自分自身がどう捉えているか可視化することが、すべての出発点となります。
次に、仕事に自分らしさを掛け合わせるために、自分自身の原動力を言語化します。自分の強みや大切にしたい価値観を明確にすることで、進むべき方向性が定まるからです。
自分が得意なことや、苦にならないことは何かを深掘りしてみましょう。成長や貢献といった自身の価値観と仕事が結びつくことで、初めて内発的なモチベーションが生まれます。
現状と価値観が明確になったら、明日からできる小さな変化を一つだけ実行します。最初から大きな変化を求めると挫折しやすく、継続が難しくなってしまうからです。
得意な作業の手順を少し工夫してみるなど、タスク・関係性・認知のいずれかからアプローチします。「資料作成」を「意思決定を支援するデザイン」と心の中で再定義するだけでも立派な実践です。
実践にあたっては、組織が求める成果と自分の方向性が合致しているかを確認します。ジョブクラフティングは勝手なルール違反ではなく、組織とのベクトル合わせが不可欠だからです。
上司との面談などの場で自分がやりたいことの意図を伝え、承認と支援を得るようにしましょう。周囲の理解を得ることで心理的安全性が高まり、より働きやすい職場環境につながります。
最後のステップとして、一定期間実践した後に自身のモチベーションの変化を振り返ります。やりっぱなしにせず効果検証と改善を行うことで、より良いやりがいを生み出せるからです。
数週間実践してみて、上手くいかなければ別の手法を試すというサイクルを回していきましょう。
株式会社スカイベイビーズでは、こうした個人の変化や組織状態の振り返りを支援するウェルビーイング計測ツールも提供しております。
»ソラミドウェルビーイング『しごととあなたのウェルビーイング診断』
A:読者のレベル(一般社員か人事か)や、解決したい課題(個人のモチベーションか組織全体のエンゲージメントか)に合わせて選ぶことが重要です。
A:まずは仕事の棚卸しと価値観の明確化を行い、明日からできる小さな変化を実行して上司とすり合わせる「スモールスタート」が鍵となります。
「自社に合ったアプローチがわからない」「組織全体への定着に悩んでいる」など、実践におけるお悩みがございましたら、業界や規模を問わずウェルビーイング経営支援を手掛ける当社・株式会社スカイベイビーズにご相談ください。
無料相談やお問い合わせの予約は下記ボタンから!
※なお、スカイベイビーズのウェルビーイング力向上支援サービスページはこちらです。より詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
貴社の魅力を引き出す
ブランディングなら、
私たちにお任せください!