ウェルビーイングなコミュニティ『ソラミドpeople』特徴・活動内容・参加方法を解説

この記事ではウェルビーイングな人が集うコミュニティ『ソラミドpeople』を運営する当社・株式会社スカイベイビーズが、ウェルビーイングなコミュニティの定義や特徴、活動内容や参加方法まで解説します。

最近よく聞かれるようになった「ウェルビーイング」。身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを示す言葉ですが、いま自分がウェルビーイングな状態にあるのかな?とか、自分にとってのウェルビーイングとはどんなことなのだろうか?とか、迷うことが多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが「ウェルビーイングを探求するコミュニティ」に入って、同じように自分自身のウェルビーイングについて悩んだり、考えたり、探求したりする仲間と交流し、見つけていくことです。

ではウェルビーイングなコミュニティとはどんなもので、どんなことをしているのか?など、実際にウェルビーイングな人が集うコミュニティ『ソラミドpeople』を運営し、企業と個人のウェルビーイング支援を行っている専門家たる私たちが見解をお話したいと思います。ぜひ参考になさってください。

※ソラミドpeopleについて詳しくは下記ページでも解説しています。

ウェルビーイングなコミュニティの定義

「ウェルビーイング」の基本的な考え方・定義

まず、「ウェルビーイング(Well-being)」とは、冒頭でも紹介したように身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを示す言葉。単に病気ではない、あるいは健康であるというだけでなく、身体的、精神的、そして社会的に良好で満たされた状態にあることを指すより包括的な概念です。

ちなみに世界保健機関(WHO)憲章のウェルビーイングの定義は、

原文
HEALTH IS A STATE OF COMPLETE PHYSICAL, MENTAL AND SOCIAL WELL-BEING AND NOT MERELY THE ABSENCE OF DISEASE OR INFIRMITY.

日本語訳
健康とは、完全な肉体的、精神的及び社会的福祉の状態であり、單(ひとえ)に疾病又は病弱の存在しないことではない。

(引用元:外務省『世界保健機関憲章』

となっており、厚生労働省のウェルビーイングの定義は

「ウェル・ビーイング」とは、個人の権利や自己実現が保障され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念。

(引用元:厚生労働省『雇用政策研究会報告書』

となっています。

私たちが考えるウェルビーイングなコミュニティの定義

これを踏まえ、私たちが考えるウェルビーイングなコミュニティとは、「本来の自分に還り、自然体な生き方を見つける」人たちが集うコミュニティです。

私たちは理念として「自然体で、生きる。」を掲げており、自然体というのはウェルビーイングとほぼイコールな概念として捉えています。

自分らしく、ありのままの姿で価値を発揮すること。それが私たちの考える自然体というものであり、そうした自然体な自分=本来の自分に還ることが、ウェルビーイングな状態であると考え、このコミュニティ『ソラミドpeople』を立ち上げました。

ウェルビーイング実現のためにコミュニティが必要な理由

ではウェルビーイングを実現するために、なぜあえてコミュニティという場を作ったのか?についてもう少し掘り下げて語っていこうと思います。

私たちは個人の努力だけではウェルビーイングを追求し続けるのは困難だと考えました。

コミュニティは、個人のウェルビーイング実現を加速させ、持続可能にするために重要な役割を果たすと考えていて、それをより具体化すると下記の5つがあります。

1. 「自分らしさ」を発見する「鏡」としての他者

最大の理由は、上述のように「一人では自然体な生き方を見つけるのは難しい」からです。

私たちは、他者との関わりの中でこそ自分を深く知ることができます。「誰かの生き方や考え方、あり方を知ることで初めて『自分の自然体な生き方』が立ちあらわれてきます。

コミュニティは、他者と出会い、多様な価値観に触れ、それによって自分を映し出す「鏡」となってくれるになると考えています。

2.孤独感の解消と「つながり」の実感

人間は本質的に社会的な存在です。他者との「つながり」はウェルビーイングの根幹をなす要素です。

リモートワークの普及や都市部における人間関係の希薄化、SNS上での表層的な交流が引き金になって、社会的な孤立が問題となる現代において、コミュニティは「自分はここにいてもいい」という所属意識や安心感を与え、孤独感を解消してくれる場となるはずです。

それは「自分は一人ではない」「世界と、他者とつながっている」という実感を取り戻させてくれ、こうした質の高い「つながり」こそが、表面的な孤独だけでなく、内面的な孤独感をも解消していく力となるはずです。

3.ソーシャル・サポート(社会的支援)の基盤

コミュニティは、転職、卒業・入学、結婚などライフステージの変化、日々生きている中で起きる将来への不安など、人生の困難な時期を乗り越えるためのセーフティネットとなります。

悩みを打ち明け、共感を得る「情緒的サポート」や、有益な情報を交換する「情報的サポート」は、ウェルビーイングの維持に不可欠です。それらを提供し合える機会がコミュニティにはあります。

4.モチベーションの維持とポジティブな習慣化

健康的な習慣(運動、学習、内省など)を一人で継続するのは大変です。

最初は強い意志を持って始めたことでも、「今日は疲れているから」「明日まとめてやればいい」といった自分への言い訳が生まれやすく、いわゆる「三日坊主」に陥りがちです。

しかし、コミュニティの仲間と一緒に取り組むことで、「仲間がいるから頑張れる」という動機付けが生まれ、ポジティブな行動が習慣化しやすくなります。単なる「頑張ろう」といったもの以上の、複合的な動機付けが生まれるはずです。

5.自己肯定感と自己効力感の向上

コミュニティ内で他者に貢献したり(Giveの精神 )、自分の役割を見出したりすること(主体的な関わり )は、自己肯定感を高めます。

人間は、単にサービスを受け取る「消費者」の立場でいるよりも、自らが誰かの役に立っている、この場に貢献できていると実感できた時に、「自分には価値がある」「ここにいてもいいんだ」と深く感じられるものです。

仲間からの激励やねぎらいの言葉、応援や称賛、感謝の言葉は、「自分ならできる」という自己効力感を育みます。

ウェルビーイングなコミュニティが持つ4つの特徴

では、ウェルビーイングコミュニティとは、他のコミュニティと比べてどんな特徴があるのでしょうか?

当コミュニティ『ソラミドpeople』は、参加するメンバーが安心して自分らしくいられるための、以下のような特徴や価値観を備えています。

心理的安全性が確保されていること

メンバーが自分の意見や感情、弱ささえも安心して表現でき、他者から否定されることなく受け入れられる環境を備えています。

私たちは「安心して素直でいられる場にしよう」という価値観として定義しています。

ポジティブな人間関係と相互扶助があること

メンバー同士が互いを尊重し、信頼し合う関係性を大事にしています。

当コミュニティのコンセプトである「ともになぐ」は、「凪(なぎ)」(穏やかな状態)と「和(な)ぐ」(調和・平和)を合わせたもの。これに加えて、「心身ともに穏やかでいよう」 、「Giveと感謝の気持ちを循環させよう」 といった価値観が、この関係性の構築を目指すものです。

共通の目的と探究心があること

「ウェルビーイング(=自然体)な状態でありたい」という共通の目的を持ち、それを共に探求していく姿勢でコミュニティを運営し、参加いただく方たちもそうであってほしいと考えています。

「面白がり、探究し続けよう」 という価値観や、後述する活動内容もこの思想に基づいたものです。

主体性と共創の文化

私たちはコミュニティの運営側ではありますが、ウェルビーイングなコミュニティというのは運営側だけが一方的にサービスを提供するのではなく、参加いただいたメンバー一人ひとりが主体的に関われる場であると考えています。

ウェルビーイングなコミュニティの活動内容の実例

ウェルビーイングなコミュニティの活動は、心身の健康、学び、社会的なつながりなど多岐にわたります。

私たちが今やろうとしている活動の実例をご紹介します。

1. 内省と相互理解を深める活動

自分自身や他者の経験から学び、内省を深める活動です。

  • コレクティブストーリーハーベスティングの会 資料にある特徴的な活動です。一人が「人生の転機になったストーリー」 などを共有し、他のメンバーがそれを聞いてフィードバックします 。これにより、一人の経験がコミュニティ全体の学びへと昇華されます 。
  • 読書会・勉強会 ウェルビーイングや心理学、マインドフルネスなど、共通のテーマに関する本を読み、感想や気づきを共有します。
  • サークル対話(ダイアローグ) 特定のテーマについて、勝ち負けや結論を目的とせず、全員が安心して話せる対話の場を持ちます。

2. 心身の健康と感性を開く活動

五感を使ったり、体を動かしたりすることで、心身のバランスを整える活動です。

  • 五感を開くワークショップ 資料の「水彩ワークショップ」 はその一例です。絵の経験がなくても、水彩を通して「自らが心地よくあれる自然体をさがす」 ことを目的としています。
  • 自然と触れ合う活動 資料の「『自然体の日』をつくるプロジェクト」 では、「自然の中で過ごしてみる」 といったオフラインイベントが構想されています。
  • グループエクササイズ・瞑想会 ヨガ、ウォーキング、マインドフルネス瞑想会などを定期的に開催し、仲間と一緒に心身のコンディションを整えます。

3. 社会的なつながりと「共創」の活動

メンバー同士の偶発的な出会いや、共に何かを創り上げるプロセスを重視する活動です。

  • 日常的なオンライン交流 イベント時だけでなく、日常的なつながりが重要です。資料ではSlackを活用し、「日々感じたことや些細な出来事などを気軽に投稿できる『つぶやき』チャンネル」 や、「共通の話題で盛り上がれる『分科会』チャンネル」 を設け、交流を促しています 。
  • コミュニティを「共につくる」活動 資料にある「ソラミドpeopleのこれからを考える会」 は、メンバー自身が「コミュニティでこんなことをしてみたい」 と提案し、企画・実行していく場です 。
  • プロジェクトベースの活動 「『自然体の日』をつくるプロジェクト」 のように、コミュニティのメンバーが「一緒にプロジェクトを推進していく」 ことで、強いつながりと達成感を共有します。

ウェルビーイングなコミュニティ『ソラミドpeople』への参加方法

ここまでお読みいただきありがとうございます。最後に、ウェルビーイングなコミュニティ『ソラミドpeople』への参加方法をご紹介します。

『ソラミドpeople』へ参加いただくには、まずコミュニティの説明会への参加を必須条件とさせていただいております。説明会でより詳しく当コミュニティについて知っていただき、利用規約に同意いただいた方を随時Slackへとご招待しています。

説明会を実施していますので、ぜひ参加してください。説明会参加の応募は以下のフォームから受け付けています。

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