コーポレートサイトとは?デザイン事例/役割/メリットと作り方までプロが解説

働き方の多様化が進む現代において、多くの企業に注目されている「ウェルビーイング」。従業員のウェルビーイングを高めるためには、職場の人間関係が良好であり、安心感を持って働けることが重要です。つまり、従業員同士のコミュニケーションに鍵があるということです。この記事では、従業員のウェルビーイングを高めるためのコミュニケーションの2つのポイントと弊社で取り組んでいる実践例をご紹介します。
株式会社スカイベイビーズ 代表取締役/クリエイティブディレクター
クリエイティブや編集の力でさまざまな課題解決と組織のコミュニケーションを支援。「自然体で生きられる世の中をつくる」をミッションに、生き方や住まい、働き方の多様性を探求している。スカイベイビーズでは、コーポレートサイト、採用サイト、オウンドメディアなどジャンルを問わず様々なWebサイトの制作・運用の支援まで幅広く手掛ける。
従業員のウェルビーイングを高めるコミュニケーションのポイントは2つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コミュニケーションの量が不十分であると、疎外感を抱く従業員が出てきてしまう可能性が高まります。特にリモートワークが普及したことにより、「報連相はしているが、雑談がまったくない」「チームで会話する機会が激減した」といった声が多く聞かれるようになりました。
業務に関することだけではなく、日々の何気ないやりとりがないと、自分が職場でどう見られているのか、どれだけ信頼されているのかがわかりづらくなり、働く上での不安が大きくなってしまいます。
そのため会話の機会を意識的に増やし、社員間の「つながり」を生み出すことが重要です。
コミュニケーションの量がいくら多くても、質が低いコミュニケーションでは、かえってストレスを生み、逆効果になることもあります。質が低いコミュニケーションとは、雑談が形式的になってしまったり、相手の気持ちに配慮しない一方的な会話になってしまったりすることです。
「こちらの話は聞いてもらえていない」「話はできるけど、理解してもらえない」と感じる従業員も出てきてしまうと、従業員同士の信頼関係が崩れてしまう原因となりかねません。
コミュニケーションの質につながる要素としては以下のようなものが挙げられます。
これらの要素を高めることで、コミュニケーションの質が向上し、社員間の深い「信頼」を育む土台となります。
ウェルビーイングを高めるコミュニケーションのコツを以下の2つに分けてご紹介します。
コミュニケーションの量を増やす施策とコミュニケーションの質を育む施策に分けてご紹介します。
職場内でのコミュニケーションの量を増やすコツは、以コミュニケーションの取りやすい環境を整えたり、コミュニケーションが取れる機会を増やすことです。具体的には、以下のようなものに取り組んでみるといいでしょう。
どの施策にも共通している点は、形式的に実施をしてもあまり効果がないということです。業務に直接関係しない雑談や小さなやりとりは、一見無駄なものに思われがちであるため、これらの施策は形骸化しがちです。
「コミュニケーションの量を増やす施策になぜ取り組むのか」を職場に共有した上で、取り組む必要があります。まずは職場内で「雑談や小さなやりとりはとても重要なことだ」という共通認識を持ち、これらの施策に取り組むようにしましょう。
職場内でのコミュニケーションの質を高めるコツは、以下4つの要素を意識してコミュニケーションを取るようにすることです。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
質の良いコミュニケーションには、傾聴と共感が欠かせません。「傾聴」とは、単に相手の話を聞くだけでなく、その背景にある感情や意図に意識を向ける行為のことで、「共感」とは、その感情や意図を理解し、寄り添う行為のことです。
例えば、部下がミスを報告してきた際に、原因を追求したり、解決策を提示したりするだけではなく、まずその背景にある部下の考えに意識を向けるようにしましょう。ミスをしたことに対してどう思っているのか、どう感じているのかを聞き、「それは大変だったね」といった共感の言葉を添えることで、部下は安心して話をすることができるようになります。
フィードバックの伝え方も、質の良いコミュニケーションには欠かせない要素です。フィードバックをする際には以下の点に注意して行いましょう。
一方的に話すのではなく、相手の意見も確認しながらフィードバックを行うことも忘れないようにしてください。
コミュニケーションというと言葉に焦点を当てがちですが、言葉以外の表情や視線、姿勢、体の動きといった非言語的要素も非常に大切です。以下の点に注意を向けるようにしましょう。
非言葉的要素は言語のメッセージと一致していることで、より効果的なものになります。
相手に安心して話してもらうためには、自分の考えや感じていることを適切にオープンにすることが重要です。「実は私も、若い頃に同じようなミスをしたことがあるよ」といった一言が、相手の緊張をほぐし、「この人なら本音で話せる」と感じさせるきっかけになります。自己開示は弱さを見せることではなく、信頼関係を築こうとする意思表示だと認識し、積極的に行なっていくようにしましょう。
私たちスカイベイビーズでは、コレクティブストーリーハーベスティングを定期的に行うようにしています。コレクティブストーリーハーベスティングとは、経験や学びを「物語」としてひとりのメンバーが話し、それぞれ異なる視点で他の複数のメンバーが深く聴き、フィードバックを行うことで、集合知的な学びを得る手法のことです。
具体的な取り組んでいる内容は、以下の通りです。
私たちはこれを月に1度ある全メンバーが参加する会議の最後に、いくつかのグループに分かれて実施しています。コレクティブストーリハーベスティングを行うことで、メンバーとのコミュニケーションの量も、質も高まっています。
職場でのウェルビーイングを高めるには、制度や環境だけでなく、日々のコミュニケーションの「量」と「質」が鍵となります。2つのポイント意識して、職場内のコミュニケーションの改善にぜひ取り組んでみてください。
一人ひとりが丁寧なコミュニケーションを心がけることで、安心して働ける職場が生まれ、組織全体の活力へとつながっていくはずです。
ちなみに、「うちの職場のコミュニケーションはウェルビーイングな状態にあるんだろうか?」と気になった際には無料・登録も不要でウェルビーイング度合いを測定できる「ソラミドウェルビーイング(しごととあなたのウェルビーイング診断)」をご利用ください。
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