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新しい自分との出会いが日々続いていく、ウェルビーイングな仕事の環境

スカイベイビーズでは、やったことのない仕事にチャレンジする機会を、積極的に提供しています。組織がウェルビーイングを追究するためには、従業員のはたらきやすさだけでなく、はたらきがいを創出することも大切だと考えているからです。

いまPR・広報を務めている外山夏央さんも、スカイベイビーズで未経験からその仕事をはじめた一人。この挑戦をきっかけに新たなスキルを磨いたり、まだ見ぬ価値観に出会ったりしているといいます。これまでのキャリアを踏まえつつ、スカイベイビーズでどんな経験をしているか聞きました。

Kao Toyama

誰かが「楽しく生きること」「いきいきと働くこと」に貢献したいという想いから、教育系のベンチャーを経て、中小企業向けの経営コンサルティング会社「ハッテンボール」に参加。自社事業に関わる経験もしたいと考えるようになり、スカイベイビーズにジョインする。実績のないPR・広報に挑戦し、新たなキャリアを拡げているところ。

「人が楽しく生きること」に貢献したい

――外山さんはスカイベイビーズにジョインするまで、どんなキャリアを歩んでこられましたか?

外山

「人が楽しく生きたり、いきいきと働いたりすること」に関わる仕事がしたくて、就活のときには人材や教育領域の会社を見ていました。新卒入社に選んだのは、教育系のベンチャー。中学受験にまつわるビジネスをしている会社で、赤本の解説動画コンテンツを制作するようになりました。それを活用した子どもたちが「コツをつかむとこんなにわかるんだ!」と感動してくれるのが、すごくうれしかったですね。学びの奥深さを伝えることで、楽しく生きる土台づくりに関われているとも感じていました。

──「人が楽しく生きることやいきいき働くことに貢献したい」という想いは、何が源泉だったんでしょうか。

外山

家族がほとんど医療従事者だったから、そもそも「仕事とは人の命を救うものだ」というイメージがあったんですよね。だから最初はなんとなく医療系の仕事を目指していたんですが、徐々にしっくりこなくなって……「医療じゃないアプローチで人を救えたら」と考え、大学では心理学を学んだりしていました。

そのうちに就活を迎え、自己分析や業界研究をするなかで、たぶん「人材や教育はそのひとつの手段かもしれない」と感じたんです。誰かが何かを頑張ることや人生を充実させていくことのお手伝いができる仕事なら、医療とはまた違った角度で人に貢献できると考えました。

──そうして自分にマッチした企業を選べたものの、それから一度転職をされているんですね。

外山

2年ほど働いたころに経営方針の転換があり、組織が大きく変わったんです。それで転職を考えはじめたとき、ちょうど一緒に仕事をしていた外部コンサルタントの会社が「一緒にやってみない?」と言ってくれたので、その誘いに乗りました。それが、いまもスカイベイビーズと並行して働いている有限会社ハッテンボール。中小企業向けに経営コンサルティングをしている会社です。経営方針や理念を明快にしたり、適切な組織開発を施したりしていくと、その会社や従業員が一気に変わっていく様子が興味深くて……ここで働いたら、多くの人の人生をよくしていくことに効率的に関われそうだなと思いました。

──通じる部分はありつつも、まったく別の仕事への挑戦を決めたわけですね。

外山

そうなんです。ディレクター兼コピーライターとして採用されたのですが、それこそあまりに経験がなくて、ずっと自信が持てませんでしたね。20代はそのまま、ほぼ手ごたえがないまま働いていたような気がします。組織や経営の包括的な知識も、それらを繋いでよい形にしていくためのスキルも、身に着けるのになかなか時間がかかりました。ようやく軌道に乗ってきたのは、30歳を迎えるころ。いろんなピースが揃ってきたおかげで、少しずつ全体が見えるようになってきました。

新しい経験で、能力開発の蓋が開いていく感覚

──そうしたキャリアのなかで、スカイベイビーズにジョインしたのはどうしてですか?

外山

ハッテンボールはコンサルティング会社だから、自社事業がないんです。いってしまえば自分たちは大きなリスクを持たない状態で、自由にいろんなことを提案できてしまうポジションでした。もちろん真摯にサポートしていく姿勢はあるのですが、完全な“自分ごと”ではありません。「自分たちが責任やリスクを背負った状態でチャレンジする」という経験をしないままでいいのだろうか……と悩んでいたときに、スカイベイビーズからお声がけをいただいたんです。

もともとご一緒したこともあったので知っている会社でしたが、代表の安井さんから「PR・広報やってみない?」と誘われて、純粋に面白そうだなと思いました。

──ハッテンボールに入社したときもですが、外山さんはフットワークが軽いですね。新しい環境で未知の業務となれば「広報はやったことがないから不安……」といった気持ちが前に出てくる方も多いと思います。

外山

確かに広報はやったことがなかったし、できるかどうか不安はありました。でも、それなのに「できそうだ」と思ってもらえて、声をかけてくれたのがうれしくて。期待してくださるなら頑張りたい、と素直に思えました。

──組織としてのスカイベイビーズには、どんなところに魅力を感じましたか?

外山

自然体やウェルビーイングを企業理念に掲げているのが面白いなと思いました。そういうことを謳っている会社をほかに知らなかったし、見ている世界がすごく広く感じられた。これまで自分の軸にあった「楽しく生きる」「いきいきと働く」みたいなことも、自然体やウェルビーイングに包括されている気がしたんです。その理念を具現化するために自分ができることはまだわからないけれど、そういう世界になったらいいなとはずっと思ってきたから、ここで働いてみたいと感じました。

──入社して具体的に担当したのは、どんな仕事ですか?

外山

PR・広報として、スカイベイビーズがどんな価値観で何を大事にしているかを明文化し、何かしらのコンテンツに落とし込む仕事をしています。目的は、それを目にした人々からスカイベイビーズを認めてもらったり、好きになってもらったりすること。まだまだそこまでたどり着けていませんが、そうなれるように、さまざまな発信方法を考えて手を動かしているところです。

──PR・広報業務という新しいチャレンジはいかがでしょうか。

外山

もっとうまくできたらいいのにって、いつも思っています(笑)。詳しい人に教えてもらうとか、誰かに協力を仰ぐとかがサクッとできたら、もっと初動が早くなる気がするんだけど……そういう仕事の仕方がまだあんまりうまくないんだなって気づきました。そういえば、長くハッテンボールにいるなかで人付き合いも固定化してきて、新しい人脈をつくることもちょっとサボっていたなと……。

そういう意味では、新しいチャレンジをさせてもらっていることによってこれまでにない刺激を受けるし、新しい能力を開発する“蓋”がたくさん開いていく感覚があります。そういう環境にいられることが、まずありがたいですね。私からも、みんなに何か刺激を返せたらいいなと思っています。

──入社時に求めていた「自分たちで責任やリスクを負う」という経験もできていますか?

外山

はい! 自社事業のいろんなプロジェクトに携わり、ゼロイチで生み出すフェーズの仕事もたくさん経験させてもらっていますね。リスクを持つとやっぱり難しさは増すんだけど、それを実感することが大事。今後ほかの仕事をしていくうえでも、この視点がかならずプラスになると感じています。

──はたらく面白さや組織のカルチャーという面では、スカイベイビーズをどう感じていますか?

外山

スカイベイビーズはだいたい20名くらいいて、ハッテンボールより人数が多いんです。だから、大勢で同じプロジェクトに取り組むのって面白いなと思っています。仲間といっしょにやれるのはシンプルに楽しいし、仕事をしながら「そういう考え方もあるんだな」って発見が生まれるんです。上下関係のないフラットな組織で、プロジェクト型というのも大きいですね。いろんなチームに横断的に関わって、それぞれに自由なやりとりができる。圧倒的なWILLを持っている人の元に集うチームより、推進力が弱くなりがちという難しさはありますが……それでも、みんなで意見を共有したり発散したりしながら進めていけるのは楽しいです。

「自然体」をとらえる自分のまなざしも変化した

──外山さんはもともと「自然体」や「ウェルビーイング」への共感が強かったですよね。スカイベイビーズに所属して、その意識にもなにか変化はありましたか?

外山

自然体やウェルビーイングのとらえ方自体がアップデートされたと思います。私は昔からちょっと視野が狭くて、いろんなことを0か100かで極端に考えるクセがあったんです。たとえば自然体で生きる方法を探すとしても、「はたらく」か「暮らす」の二者択一になっていたし、仕事が好きだからつい仕事軸でばかり考えてしまっていました。

でも、スカイベイビーズには本当にいろんな価値観の人がいるんです。しかも、さまざまな会やミーティングで、しょっちゅう「自分が考える自然体」を話す機会がある。そこで「この人にとっては食事がすごく大切なんだな」とか「そんなに広い意味で自然体をとらえているんだ」とか、みんなの価値観を通じて気づく瞬間がたくさんありました。そのうちに、自分自身も仕事軸だけでなく、どんなふうに生きていきたいか、どんな人生の時間を過ごしたいかまで考えるようになったんです。なんだか、自分の頭が広がったような気がしました。

──そんな経験を経て、外山さんがいま感じている「自然体」や「ウェルビーイング」とはどんなものですか?

外山

いまでは、自然体やウェルビーイングのためには自分の直感みたいなものが大事なんじゃないかと思っているんです。これは、スカイベイビーズに入る前には考えてもみなかったこと。たとえば、いままで仕事をしているときには「疲れた」とかって絶対言わないようにしていたんですよね。でも、そうやって大人ぶった振る舞いを続けるのも、なんだか自然体とは違うような気がしてきて……いまはもっと自分の直感とか正直な声を聴いて、尊重してみたいと思っています。

それは自分に対してもだし、周りに対してもです。スカイベイビーズは真面目でいい人たちが多いから、ときには“ちゃんとしていること”に息苦しくなってしまう瞬間もあるような気がしていて。もしそうだとしたら、みんなもっと自分を解放してほしいし、自然とそうしたくなるような雰囲気をつくっていきたいなと思います。

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